O脚は変形性膝関節症や腰痛の原因にもなりやすく、気にされている方も多いと思います。
O脚は一人ひとりの個人差が大きく、原因や改善方法を一概に説明することは難しいです。
ですが、全体の傾向に対しての改善策を挙げてみます。
O脚は一見すると膝に問題があるように見えますが、結果として膝の形が変形しているだけで、ほとんどの場合は膝自体に原因があるわけではありません。
そのため、両膝の隙間を無理に近づけても意味がありません。
O脚はつま先の角度が不適切であることと、股関節内転筋の筋力不足がポイントになることが多いです。
つま先を開きすぎた、がに股に近い状態は股関節から足までが外側を向いたO脚の状態をつくります。
逆につま先の角度が内側を向きすぎていて股関節から足までが内側を向いたO脚も多いです。
このようにパターンが一定ではないことがO脚を考えるときの難しさでもあります。
こうしたつま先の角度のずれも股関節内転筋が強く働いていると修正できますが、働きが弱いと補正できずにO脚になりやすくなります。
股関節内転筋は股関節を閉じる役割を行う筋肉の総称で太ももの内側にあります。
股関節内転筋は股関節を開く筋肉と比較すると衰えやすい筋肉です。
O脚の対策としてはまず自分の脚を鏡で見て、つま先の開く角度を調節してどの状態が膝がまっすぐになるのか(O脚がよくなるのか)を確認してみることをおすすめします。
股関節内転筋のトレーニングとしてはクッションやまくらを太ももに挟んで行うトレーニングなどもありますが、まずは普段の歩行で股関節内転筋をよく意識することが大切です。
筋肉は意識するだけでもパフォーマンスが大きく変わります。
O脚の対策を挙げましたが、O脚は様々な要因が関係するため個人差も大きいです。
O脚が気になるという方はぜひリランテ整体院にご来院ください。