トナカイ、巨大な角を持つ鹿の仲間ですね。
サンタのそりを引く動物として有名ですが、実は12月中旬には角が抜け落ちているということがよくネタにされます。
トナカイは鹿の仲間で唯一、オスだけでなくメスにも角がある動物で、メスは冬に角が生えて、春から夏に抜け落ちます。
オスのトナカイの角は武器や地面を掘り返すスコップとして使われます。
メスのトナカイの角も、餌を探すときに雪を掘るスコップの役割をしていると考えられています。
本来メスにはなかった角が、必要性が出てくることによって生えてくるというのは面白いなと思います。
オスには角があるので進化とは違いますが、動物の適応能力はすごいですね。