ぎっくり腰はだれでも1度はなったことがあるのではないでしょうか。
重いものを持ち上げたり、立ち上がった時などに突然、腰に激痛が走ります。
「ぎっくり腰」という言葉は割とあいまいな表現で、急に起きた腰痛くらいの意味です。
筋肉や筋膜の損傷のケースが多いですが、仙腸関節の歪みや腰椎椎間板ヘルニアなどもあり得ます。
ぎっくり腰は基本的にはそれほど長引くものではありませんが、痛めた直後はかなり行動が制限されますし、その後繰り返すケースもあるので、やはり生活の中で予防を意識された方がいいと思います。
ぼくのお勧めするぎっくり腰の予防法を挙げてみます。
同じ姿勢を長時間取らない
ぎっくり腰は同じ姿勢で固まった筋肉を突然動かしたときに発生しやすいです。
座りっぱなしのときは、たまに立ち上がったり、トイレに行くなどして身体を動かし、血のめぐりを良くした方が安心です。
重いものを持ち上げるときは膝を曲げる
重いものを持ち上げるときに上半身だけを倒して持ち上げると腰に大きな負荷がかかります。
重いものを持ち上げたり、床にあるものを拾うときは膝を曲げると負荷を分散できます。
膝を曲げる手間が増えるので面倒くさいという方もいると思いますが、効果が大きいのでぜひ習慣化してください
おなかを引っ込めて腹圧を挙げる
常におなかを引っ込めて腹圧を上げることでおなかが天然のコルセットになり、腰にかかる負担を軽減します。
腹圧が上がると姿勢も良くなるのでおすすめです。
普段は気にしていなくてもなると大変なのがぎっくり腰です。
今回紹介した予防法をぜひ取り入れてみてください。