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お茶を飲むと、独特な苦みや渋みを感じます。
この苦みの成分がカテキンで、お茶、特に緑茶に多く含まれます。
2020年に奈良県立医科大学が、コロナウイルスが30分間お茶に触れることで最大99％感染力を失ったと発表しています。
また、2021年に京都府立医科大学が、お茶に含まれるカテキンがコロナウイルスの感染能力を低下させるという論文を発表しています。
コロナ騒動の真っただ中であったにも関わらず、なぜかこうした研究は厚生労働省に注目されることはなく、マスコミも積極的に取り上げませんでした。
ただ、コロナウイルスに限らず、カテキンがウイルスに対して感染予防効果があるということは、コロナ騒動の以前から専門家にはよく知られていた話です。
ウイルスによる感染は、ウイルスが持つスパイクという突起が細胞の表面にある受容体と結合することで起こります。
カテキンはこのスパイクに取りついて細胞との結合を妨害します。
以前に少し話題になった、お茶によるうがいもこの理屈によるものです。
カテキンの効果は他にもあります。
カテキンは強力な抗酸化作用を持っています。
生きていくためには酸素が必要ですが、不安定な状態になった酸素である活性酸素は、量が多すぎると酸化ストレスを引き起こし身体にとって有害です。
具体的には、老化、がん、心血管疾患（心筋梗塞や脳卒中など）、神経変性疾患（アルツハイマー病やパーキンソン病など）の原因になります。
カテキンにはこの活性酸素を除去し、酸化ストレスから身体を守る効果があります。
このようにカテキンには健康維持にとって重要な効果がたくさんあります。
ぼくは食事中、必ず緑茶を飲むようにしています。
カテキンの効果は他にもまだありますので、また別の機会にご紹介したいと思います。
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