ストレスには様々な対処法があり、人によって向き不向きもあります。
今回は具体的な対処法をいくつか挙げてみたいと思います。
・ストレスの要因(ストレッサー)に対して何らかの行動を起こす
ストレスの要因に直接行動を起こします。
例えば大勢の人の前で発表することにストレスを感じているならば本番の前に練習をして不安を低減します。
また、ストレスの多い職場から転職するというようにストレッサーを回避する方法もあります。
こうした方法は問題の根本的な解決を狙ったものです。
ただ、ある程度思い切った決断が必要なことも多いです。
また、ストレッサーについての知識が充分でないと不安につながります。
よく知らない病気について、ネットで自分で調べてみるといった方法で対象を理解すると不安は低下します。
・好きなことをする
自分の好きなことをしてストレスに対処します。
好きなものを食べる、スポーツをする、買い物をする、動画を観るなど人によって様々です。
1番手軽な対処法かもしれませんね。
・捉え方を変える
心理学の中の認知心理学という考え方の認知行動療法というアプローチに近いものです。
ストレッサーに対する認知の歪みを修正します。
厳しい上司に対して「嫌われている」という捉え方を「真剣に指導してくれている」と修正します。
いわゆるポジティブ思考に近いものです。
ただストレッサーはそのままなので根本的な解決になりにくい部分はあります。
・誰かに相談する
友人や同僚などに相談します。
アドバイスの合う、合わないはありますが、他人に話して聞いてもらうだけでもストレスは減ります。
実際はどれか1つの方法を使うわけではなく複数の方法を試すことが多いでしょうし、その方がいいと思います。
ストレスに悩んでいる方は参考にしてみてください。