低気圧による体調不良にお悩みの方は本当に多いです。
低気圧が近づくと頭痛がする、身体が重だるい、肩こりがひどいといった不調があるときに意識してほしいのが水分補給です。
低気圧では自分の周囲の気圧が下がるため、普段よりも体内の圧力が相対的に高くなります。
体内の圧力が高いと、体内の水分が低気圧である体外に移動しやすくなります。
低気圧によって身体を抑え込む力が弱くなるので、体内の水分が蒸発しやすくなるというイメージです。
このような状態では、水分の蒸発や排出が増え、水分不足になりがちです。
実際、気圧の低い高地では空気は乾燥していますよね。
ただ、低気圧では雨が降って湿度が上がることも多いため、のどが渇かず、水分を補給するということをあまりしない方も多いと思います。
ですが、低気圧のときも積極的な水分補給をおすすめします。
身体に水分が不足すると、血液の濃度が上がることによる頭痛や体内の酸素や栄養素の運搬が妨げられることによる全身の重だるさの原因になることもあります。
飲料水として、1日に必要な水分量は1.2~1.5リットル程度と考えられています。
意識しないとなかなか難しい量ですよね。
普段から充分に水分を取って、健康の維持に役立ててください。