足の指を意識して動かすことはできるでしょうか。
じゃんけんのグーのように足の指を丸めたり、パーのように指を広げるといった動きができない人はかなりいます。
これは靴をはくことの弊害ですね。
人間に靴をはくという習慣がなかったら、足はもっと大きく骨太になっていたと思います。
靴が足を守ってくれる分、指が動かなくても一応歩けるために、指への意識が低下しがちになります。
特に革靴やハイヒールは指の可動性を意識しにくいです。
ですが、やはり足の指は動かせた方がいいです。
足の指が動くことで以下のようなメリットがあります。
- 体重を広い面積で分散できるので、膝の痛みや腰痛、肩こりの対策になる
- 指の筋力が強い分、外反母趾や内反小趾になりにくい
- 血行が良くなり足が冷えにくい
- 指と指が密着しないため通気が良く水虫になりにくい
指を動かす運動は前回のブログで紹介したつま先立ちやタオルギャザーがおすすめです。
またゲーム的に足の指で物をつかむことも練習になります。
こうした運動をしなくても、歩くときに足の指を意識するだけでも違います。
せっかく可動する足の指をまったく動かさないのはとてももったいないです。
足の指を動かせないという方は、足でグーとパーができることを目標に練習してみてください。