札幌市中央区の肩こり専門整体院

だれでも簡単に実践できる護身術 3選

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最近は物騒な事件も多く、怖い思いをして過ごされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のブログでは、だれでも簡単に実践できる護身術のテクニックを3つご紹介します。

ぼくは大学で護身術の会というサークルを運営していたことがあり、その経験も踏まえたものになります。

基本的なマインドから、やや本格的なものまで取り上げましたので、ぜひご覧ください。

護身術というと「相手を制圧する技術」とイメージする方も多いかもしれません。

ですが、護身術はあくまで「自分の身を守る技術」です。

相手を無力化するのではなく、逃げて自分の身を守るのが最優先という意識を絶対に忘れてはいけません。

不審者に襲われたら「大声で助けを求めながら全速力で逃げる」これが基本です。

これは、ぼくがATMの近くで通帳などを取り出すときに使っているテクニックです。

街中で大事なものを取り出すときは、必ず自分の背中を壁や柱、ショーウィンドウなどに預けます。

すると、敵は背後から襲うことができなくなり、死角がなくなるのでこちらも安全に物を取り出すことができます。

背中を気にしなくていいので、接近する不審者にも気がつきやすいです。

また、敵が複数いるときに取り囲まれる心配がないのも利点です。

テレビの護身術の紹介などを見ていると、手荷物を盾の代わりにして相手の攻撃を防ぐという方法をよく見かけます。

確かに良い方法だと思いますが、そう都合よくそれなりの大きさの手荷物を持っているとは限りませんよね。

小さいバッグなどでは、盾の代わりにして敵と向かい合うのはかなりの恐怖感でしょう。

また、リュックを背負っている場合は、下ろして正面に持ち替える時間が必要になります(ただし、リュックは背中を防御する意味では非常に効果的です)。

そこで、身体を動かして、敵の攻撃を回避するサークリングの技術をご紹介します。

サークリングはボクシングや総合格闘技など多くの格闘技で使われるテクニックで、相手の身体を中心にしてステップで回る技術です。

これを護身術に応用します。

やり方は横にステップして、移動しながら逃げます。

このステップには注意点があって、両足が交差しないように、すり足の動きで足をすべらせるように移動します。

すり足は格闘技の経験者ならだれでもできると思いますが、初心者には多少慣れが必要かもしれません。

イメージ的にはカニの横歩きのように足を交差させずに移動します。

さて、ここで重要なポイントがあります。

それは、敵のどちら側へ回るかということです。

以下の画像をご覧ください。

骨格模型を敵と仮定します。

この敵が右利きで右手にナイフを持っているとすると、赤い矢印と青い矢印、どちらに回避するのが正解でしょうか?

この場合、青い矢印が正解です。

敵は右利きなので、赤い矢印の方向に進むと、ナイフなどの武器に突っ込むことになり、危険です。

このように敵が武器をどちらの手に持っているかを瞬時に判断して、その武器から離れる方向に移動します。

相手が武器を持っていない場合など、利き手が判別できない場合は、右利きと見なします。

これは、日本人の左利きの割合が約11%と少ないためです。

世界的に見ても左利きは明らかに少ない傾向があります。

利き手が分からないときは、迷うよりも右利きと仮定して、すぐに行動しましょう。

ステップして回避したら、今度はそのまま全速力で走って逃げましょう。

このとき、大声で助けを求めることを忘れずに、安全な場所を目指して走ります。

護身術や格闘技の上級者であれば、サークリングしながら反撃するという方法も考えられますが、やはり危険なので、全速力で逃げましょう。

この動きを瞬時に行うためには、普段からの練習が効果的です。

特に友人などと2人で役割交代しながらのロールプレイがおすすめです(まわりに怪しまれないように行ってください笑)。

なお、この方法は人間に対して有効ですが、相手がクマのときは背中を向けて逃げるのは自殺行為です。

クマの走るスピードは人間よりも明らかに速く、逃げきれません。

相手がクマのときは背中を見せずにゆっくりと後退しましょう。

警察庁の犯罪統計資料によると、2020年の凶悪犯の認知件数が4074件なのに対して、2024年は6450件とかなり増加しています。

日本の治安は悪化しており、自分の身を守る技術の必要性も高まっているといえます。

護身術というと難しい印象を受けるかもしれませんが、今回紹介したマインドやテクニックを普段から意識するだけでも自信になりますし、そうした自信が緊急時の対応にも良い効果をもたらすはずです。

今回紹介した内容を、ぜひ普段から意識してみてください。


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